研究プロジェクト

センターの研究プロジェクト

ドイツ・ヨーロッパ研究センターは社会科学、政治学、現代史をはじめとする研究プロジェクトを行っています。 各国のドイツ・ヨーロッパ研究者、ドイツ・ヨーロッパ研究センターとの交流も行われており、 国際的な共同のプロジェクトも進んでいます。 ドイツとヨーロッパに関心をもつ若手の研究者はこれらの研究プロジェクトに関わることにより、 専門分野を超えて幅広い知見を得ることができます。

科研費プロジェクト
科学研究費助成事業基盤研究(C): 近代ドイツ都市における市民的救貧理念と実践形態-信仰と自由との緊張関係を中心に(研究代表者:平松英人) 科学研究費助成事業若手研究:「市民参加の制度化」と就労概念の拡張:ドイツとEUにおける事例を中心に(研究代表者:渡部聡子) 科学研究費助成事業 研究活動スタート支援: 戦後ドイツの公的記憶に関する史的考察:ブラント政権下の歴史展示に着目して(研究代表者:大下理世)

DESK-Kolloquium

過去のプロジェクト
政治学系:EUとグローバルガバナンス

EUとその構成国がアメリカや日本、 国連との関連でどのようなグローバルな秩序形成をめざし、それぞれの具体的な政策分野で行動しているのかを明らかにする。

歴史学系:欧州和解―対立から協調へ

ヨーロッパにおける和解とドイツの信頼回復を促した要因ならびにその進展のプロセスに歴史学的にアプローチし、東アジアの持続的な緊張関係を考える上でも新たな視座を獲得する。

日韓共同研究

日本と韓国のEU研究者による学術交流企画。現代ヨーロッパを政治学的手法で研究する研究者がヨーロッパ化と日韓それぞれの国内におけるそのインパクトについて分析する。

ヨーロッパ社会科学部門研究コロキアム

社会科学の方法論に依拠してヨーロッパ研究を行なう第一線の研究者によるコロキアム・シリーズ。次世代を担う大学院生にヨーロッパ研究の最先端にふれる機会を提供する。

現代史フォーラム2001〜2004

20世紀ヨーロッパ史に東アジアの視点からアプローチし、全体主義、戦争と暴力、国民間の和解のプロセス、冷戦とその克服など現代史の主要テーマに取り組むための各国現代史研究者との国際的な研究協力と相互交流の場。

文化フォーラム

特定国家と特定言語に限定されない文化的話題を設定し、使用言語も一つに限定せず、学内外の教員・学生とともに話し合う場を提供する。