- シンポジウム
-
-
2007年11月30日
-
2006年11月10日
-
2006年10月12日
-
2005年6月4日
-
研究プロジェクト
政治学系プロジェクト
EUとグローバルガバナンス
現在の国際関係においては、グローバル化が急激に進展したことによって、かつて国境という物理的な障壁が存在していた時代とは比べものにならないほど、他国における活動がさまざまな形で別の国の国内の日々の生活に影響を及ぼしている。しかし、国内の社会とは違って、国際関係においては立法機関が存在しているわけではなく、国連の役割もきわめて限定されたものにとどまっている。その中で、27カ国から構成され、巨大な経済力と人口を有するEUは次第に統合のレベルを高め、国際関係においても重要なアクターとなりつつある。今日なお、外交・安全保障分野においてはEUを構成する各構成国の役割は大きなものであるので、EUの共通外交安全保障政策の分析にあたっては、構成国の外交・安全保障政策との連関についても十分な検討が必要である。「EUとグローバルガバナンス」プロジェクトは、EUとその構成国がアメリカや日本、 国連などとの関連でどのようなグローバルな秩序形成をめざし、それぞれの具体的な政策分野で行動しているのかを明らかにしようとするものである。
- 関連出版物
- EU拡大のフロンティア―トルコとの対話