シンポジウム等の記録
第4回文化フォーラム
日時:2004.10.5
主催:ドイツ・ヨーロッパ研究センター
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Deutschland und Japan heute
Franz Waldenberger(ミュンヘン大学教授)ほか ミュンヘン大学学生
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ミュンヒェン大学の学生との交流を目的とした今回の文化フォーラムでは、ヴァルデンベルガー教授によるミュンヒェン大学の簡単な紹介の後、ミュンヘン大学の学生による二本の報告が行なわれた。
第一報告「日独関係」では、両国間の貿易額や在日ドイツ人および在独日本人の数など、アクチュアルな日独関係の実情が統計データに基づいて紹介された。第二報告「ドイツにおける日本のイメージ」では、ドイツにおける日本イメージの歴史的変遷が分析された後、政治や経済など四つの分野における最近の日本像の典型例が挙げられた。
これらの報告の中では、ドイツでは日本との政治的な関係は緊密に感じられるが、それに比べて文化面での距離は隔たっているように感じられること、ドイツにおける日本像の背景として常に存在する異国趣味の要素が近年はサブカルチャーの市場戦略に利用されていることなどいくつかの興味深い指摘が行われ、引き続いて行われた討論へのきっかけとなった。討論ではさらに両国のメディアに関する問題をはじめとしていくつかの論点が取り上げられ、最後に歓談を交えて交流会は幕を閉じた。
1. The Ludwig-Maximilians-University at a glance
・ Facts and Figures about the LMU
・Historical Background
・ The Faculty of Business Administration
・ The Japan-Center
2. German-Japanese Relations
・ Trading Partners/ Imports and Exports/ Investment/ Direct Investment in Japan
・ Cultural Exchange
・ Registered Foreigners in Japan/ Japanese Living Overseas/ Foreigners Visiting Japan
3. The Image of Japan in Germany
・ Japanese Image of Germany
・Defining Factors/ Early Contacts / The Nazi Perspective/ Finishing Touches/ Today and Beyond
・Four Aspects of the current German Image of Japan: Popular Culture/ Arts and Literature/ Politics/ Business